新宿西口徒歩1分、新宿駅前クリニック・性病科が監修しています

(新宿区西新宿1-12-11山銀ビル5F)

尿道炎

  • 尿道炎

放置しておくと怖い尿道炎

尿道炎

尿道に炎症が起こると排尿時に痛みが出たり、何もしなくても膿が出てくることがあり注意が必要です。痛みが出てくる原因と対処法や予防法を理解し、尿道炎が起こった時に適切な対処をすることが重要なのです。

尿道に炎症を起こす原因は様々な細菌です。通常細菌が尿道に入り込んでも尿によって流されてしまったり、免疫のシステムによって排除されるのですが、体調が悪くなったり、水分摂取の不足で尿量が少ない場合には尿道内で細菌が繁殖することができます。このような細菌が生き延びることができる環境が整うと黄色ブドウ球菌や緑膿菌などの細菌が尿道から入り込み、炎症を引き起こすことがあるのです。

このような人体の機能の低下以外でも尿道に感染することで厄介なトラブルを引き起こすのが感染力のある細菌との接触です。尿道に感染する細菌の中で感染力がある細菌として知られているのがクラミジアと淋菌です。これらの細菌は性行為を通じて感染するのですが、実はオーラルセックスによって喉に感染することがあります。喉に細菌が感染したのち、再びオーラルセックスを介して感染が広がっていくので近年完成が拡大傾向にあると言われているのです。

今すぐできる尿道炎への対策

このような尿道炎を引き起こす性行為感染症の原因菌はコンドームを使うことである程度感染予防をすることができるのですが、残念ながら完全に防ぐことはできません。このため、性交渉を持っている限りは必ず性感染症の疑いを持ち、定期的に検査をして感染が無いことを調べるのが重要です。

尿道炎の原因が性感染症だった場合には原因細菌を検査で特定しなければ適切な治療ができず、その後の予防や感染の拡大防止を考えるためにも検査を避けることはできません。性感染症というのは多くの方にとって馴染みが無い病気と思われがちなのですが、様々な経路で感染してしまう可能性があるので、何か異常に気づいた場合には素早い対応が必要です。尿道の痛みや排尿時の違和感を感じた時には性感染症による尿道のトラブルを疑い、治療ができるように心がけましょう。